米「ウェンディーズ」がドライブスルーでAIを試験導入。数十億通りの注文をさばけるか?
2023年5月12日
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最近のテック関連の話題といえば、ChatGPTをはじめとしたAI技術。人材不足にあえぐ飲食業界も当然そこに目を向けているでしょう。最近では、米ファストフード店のウェンディーズが、AI搭載型のチャットボットをドライブスルーに試験導入するというニュースが飛び込んできました。
ウェンディーズがタッグを組んだのは、Google Cloud。同社の生成AIと大規模言語モデル(Large Language Model〔LLM〕)の技術を使って、「Wendy’s FreshAI 」と名付けられたAIチャットボットが開発されました。オハイオ州コロンバス地区の店舗で6月より試験導入し、ドライブスルーの客に対応していきます。
しかし、ウェンディーズでの顧客対応で課題となるのが、メニューの複雑さ。ウェンディーズでは注文をカスタマイズすることが可能なため、AIチャットボットが受ける注文の組み合わせは数十億通りにもなるそう。そのため、誤って認識したり、誤った注文を受けたりすることも考えられます。